フリーターとして就活始めたいけど、面接の自己紹介で何を話したらいいのかわからない。
フリーターであることがマイナスにならないような自己紹介の方法ってあるのかな。
当記事では上記の悩みに応えます。
この記事の筆者はこんな人
- 元・フリーターで空白期間は3年
- フリーターから正社員就職成功
- 本業と副業で年収1200万超え(成り上がり中 笑)
- 人材業界に10年。就活事情に精通
面接の自己紹介って何言えばいいか悩みますよね。
そしてフリーターという少し特殊な立場であることを、不利にならないようにしつつ、せっかくなのでうまく活かしたいところでしょう。
今回はそんな悩みを解決すべく、フリーターが自己紹介で面接官の心をつかむためにどうすればいいのか・簡単に自己紹介するためのテンプレートを含めて解説していきます。
僕は元フリーターから人材業界に就職して、多人数の就活生と面談をし、たくさんの人事の方と接してきたため、フリーターの就活事情にも、面接官側の事情にも精通しています。
では以下ご覧ください。
フリーターの自己紹介テンプレート【鉄板です】
まず特に時間の指定なく、自己紹介を求められた時は、30秒から長くても1分程度に収めるつもりで考えてください。(※自己PRと自己紹介の違いは後述)
そして当然いろんな自己紹介の形があるとは思いますが、以下のように話すと過不足なく自己紹介できます。
- 名前
- 出身大学(なければなしでOKです)
- よく時間やお金を費やすもの 趣味や仕事
- 一言で自分はこんな人間!(簡単に自分の強みを絡めてOK)
- 今日の意気込み(無職から脱出したい強い気持ち等)
例えばこのような感じです。
自己紹介の例文
<名前>
●●と申します。
<出身大学>
〇〇大学の◯◯学部を出ています。
<よく時間やお金を費やしていること>
普段は、筋トレが好きなので体を鍛えています。あと昼はカフェで、夜は居酒屋でアルバイトをしています。
<一言で言うと自分はこんな人間>
一言で言うと、私は我慢強い人間だと思っております。だから筋トレが好きなんだと思いますが、自分の成長に向けて、限界が来るまで自分を追い込むのが好きです。
<今日の意気込み>
今日は少し緊張してますが、同級生とのコンプレックスに悩みながら、無職として過ごした空白期間を後悔しているからこそ、今日はチャンスを逃さないぞという、強い気持ちを持って参りました。よろしくお願いします!
上記で、下線を引いている部分のように、自分の強みを自己紹介でもちらっと出しておいて、面接官の興味を引いておくことは有効です。
また、高学歴者の場合は、学歴は言えばわかるので、さりげなく伝えるので大丈夫です。逆に言わないのはもったいないです。
ダラダラと強みをアピールするのではなく、端的に話すようにだけ気をつけましょう。
ではテンプレートをご理解いただいたところで、自己紹介を行うにあたって気をつけるべきポイントをお伝えします。
フリーターはここに気をつけよう!自己紹介の3つのポイント
ここで、自己紹介の際に気をつけてほしいポイントが3つあります。
- アピールする内容は絞る
- ダラダラ話さない
- 「フリーター」であることを活かす
以下で詳しく説明しますね。
1:アピールする内容は絞る
「既卒でフリーターだからもっとアピールしなきゃ!」というふうに焦ってしまい、アピールしたい内容を話しに詰め込み過ぎてしまう方が多いのですが、逆効果です。
なぜならば、面接官も人間ですから、記憶能力には限界があります。
一気にいろいろ言われても覚えられませんよね。
むしろ伝えたいことは2〜3つに絞ったほうが、面接官の印象には残りやすいのです。
ですから、先の例で言えば、「我慢強い人間です」という部分のアピールが伝われば十分です。
<一言で言うと自分はこんな人間>
一言で言うと、私は我慢強い人間だと思っております。だから筋トレが好きなんだと思いますが、自分の成長に向けて、限界が来るまで自分を追い込むのが好きです。
これだと面接官の頭の中で、「我慢強いフリーターの人」というシンプルな形でインプットされ、覚えてもらいやすくなります。
アピールは詰め込み過ぎないことを意識してみてください。
2:ダラダラ話さない
自己紹介は、先もお伝えしたように、面接の最初に「お互いよろしくお願いします」程度に交わす挨拶のようなものです。
ここでだらだらと話すことは面接官も求めていません。
また、この自己紹介が第一印象になってしまうので、求めていないことまでダラダラと話してマイナスの印象を与えることだけは避けたいところ。
さらっとでいいんです。30秒から長くても1分以内に答えるようにしましょう。
ほぼどの企業でも自己紹介はするでしょうから、心配なら、家で何度か練習しておきましょう。
3:フリーターであることを活かす
フリーターであることが不利だと思っている方が多いかもしれませんが、「フリーター」という立場を、ただ不利を招くものだと考えていてはもったいないです。
せっかくなら、フリーターならではの自己紹介、自己PRをして、逆にうまくアピール材料にしたいところです。
例えば、
「同級生とのコンプレックスに悩みながら、無職として過ごした空白期間を後悔しているからこそ、今日はチャンスを逃さないぞという、強い気持ちを持って参りました。」
「大学を出て無職になるという異色な経験から得た学びを生かして御社に貢献できることを、今日はアピールできればと思っております。」
など、フリーターならではの要素を付け加えるだけで、ストレートな人生を歩んでいる社会人経験者や新卒就活生には語れない、既卒者独自の自己紹介になります。
コンプレックスばかり感じずに、ぜひ今の立場を生かすことを考えてみてください。
【大事】自己紹介と自己PRの違いは?
ちなみに、自己紹介と、自己PRの違いは何でしょうか?
面接官が自己紹介であなたに求めるものは、「どんな人間か教えてください」ということです。
面接官が自己PRであなたに求めるものはは、「あなたが自社にどう貢献できるのかを教えてください」ということです。
その二つを区別することが重要です。
例えば、自己PRと自己紹介が混同していると、こんな感じの自己紹介になります。
【自己PRと自己紹介を混同している場合の例文】
私の名前は●●です。わたしの強みは野球部で培った忍耐力です。高校の三年間、私はチームで県内トップを目指し、とにかく部活に励み続けました。当時の監督、そして先輩方はみんな非常に厳しく、時に辞めたいと思うこともありましたが、目標達成したいという気持ちと、チームに貢献したいという気持ちを強く持ち、厳しい練習にも耐え続けました。そして県内トップになり、耐え続ければ、努力は必ず報われるということを体感しました。私は、自分の強みを活かし、努力をやめないことで、目標を常に達成する営業マンとして御社に貢献していきたいと思います。
ちょっと自己紹介としては、暑苦しく感じませんか?
というのも、これは自己PRになっているからです。
たしかに面接官は、面接を通じてあなたがどういう強みを持っていて、会社にどんな貢献ができるのか、面接を通じて知りたいことではありますが、自己紹介というのは面接の最初に、「お互いよろしくお願いします。」という程度の挨拶です。
さっきの例では挨拶程度しか求められていない部分で、求めてないところまで答えてしまっているわけです。
これだと質問に答えていないことになりますし、相手の意図を意図をくめないという点で、コミュニケーション能力に課題ありと判断されてしまう可能性もあります。
フリーターが就活で面接官の心をつかむ自己紹介テンプレートまとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、面接官にアピールするための高学歴な既卒ならではの自己紹介の作り方と、作るときのポイントについてお伝えしてきました。
まず前提として、自己紹介と自己PRとはしっかりと区別した上で、自己紹介で語るべき長さと分量を意識して、自己紹介を行いましょう。
テンプレートは下記のように話すのがオススメです。
- 名前
- 出身大学(なければなしでOKです)
- よく時間やお金を費やすもの 趣味や仕事
- 一言で自分はこんな人間!(簡単に自分の強みを絡めてOK)
- 今日の意気込み(無職から脱出したい強い気持ち等)
そしてポイントは3つ。
- アピールする内容は絞る
- ダラダラ話さない
- フリーターであることを活かす
以上ご参考いただき、ぜひあなたなりの自己紹介で面接官の心をグッと掴み、合格をつかんでください!
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