どうも、複業家ブロガーのジキ(@jikky_bongjing)です!
いつかは稼げるはずだ・・・!将来企業してやる・・・!将来店を持つんだ・・・・!いま就活なんかする必要がない。サラリーマンになんかなるもんか。
そんな将来の夢を語りつつ、就活せずにフリーターをやっている人も多いのではないでしょうか。
僕もそうでした。
でも、僕の周りを見ていると、僕も含めてどうやらそういう人に限って、なかなかフリーターを脱却できない傾向にあります。
そして、30も半ばになった頃に、周りとのあまりの格差を感じ、フリーターが貧困になっていくからくりに気がつき、後悔する人を何人も見てきました。
20代のうちは、「フリーターが貧困になっていくからくり」になかなか気づきません。
いえ、本当は気づかないのではなく、ほとんどの人は、残酷な現実を直視したくないだけなんだと思います。(僕もそうでしたから。)
では、まずフリーターが貧困になるとてもわかりやすいカラクリを解説します。
この記事は過去の僕に向けた記事になってます。ちょっときつい表現も出てきますが、ご了承ください。
フリーターが貧困層になるからくり
例えば起業とかして、自分の力で稼げるようになるために、最低限必要なものが3つあります。
それは「スキル・お金・時間」です。
スキルがなければ人から求められることはない。
お金がなければ投資ができずに、何もできない。
時間がなければ、自分で稼ぐ準備すらできない。
しかし、フリーターをやっていると、この3つのうちの2つ揃いません。
価値の高い「スキル」はつかない
まずアルバイトでは、価値の高い「スキル」は、つきません。
アルバイトは、正社員が価値の高い仕事に集中できるように、その他雑務をやらされる仕事だからです。
だから、ほぼ知識も経験もなくできる反面、その価値自体は低いです。
価値あるスキルの教育には時間とコストがかかります。
いつやめてもおかしくないアルバイトに対して、多くの時間とコストをかけることはありません。
お金か時間。どっちかは捨てる必要がある。
そもそもフリーターは、金融機関からの信用も皆無に等しいです。
ということおは、お金を借りたり投資を期待することも難しい。
ということは、自分でお金を貯めなければなりません。
でも、フリーターの時給は安い。
地域にもよりますが、通常の仕事だと時給1000円前後でしょう。
それだと、1日8時間、週5のペースで1ヶ月働いて、手元に15万円入るくらいです。
そこから家賃や光熱費や食費など生活していくにはだいたい10万くらいかかって、さらに外食代や娯楽費が抜かれていくわけですよね。
それでいて、有給休暇がもらえるケースは少ない。ボーナスもない。給料もそんなに上がらない。
・・・となると、はたしてお金はいつたまるのか。
労働基準法なんて無視して、1日16時間働けば30万くらい稼げるかもしれませんが、体力がもたない可能性も高いですし、何より人生を楽しんだり、価値あるスキルを手に入れる時間が本当になくなります。
フリーターが貧困になるカラクリまとめ
そもそもフリーターは、お金を借りたり投資を受けたりすることが難しいし、時給も低い。
時給が低いから、「お金」か「時間」のうちどちらかを犠牲にしなければならない。
ということで、「スキル」、「時間」、「お金」の3つは永遠に揃わない。
だから、いつまで経っても起業して自分で稼げるようにならない。
・・・・とここまで言うと、
そんなの詭弁だ!時給だって1日8時間よりもっと働けばいいし、寝る時間削ってでも時間を確保すればいい。めちゃくちゃ節約すれば、もっとお金だって貯められる。スキルは自分で本やネットで調べて、自分でスキルをつけていけばいい話だ!全部、自分の頑張り次第だ。
・・・と思ったかもしれませんが、もちろんその通りです。
でも、そもそもそれってめちゃくちゃハードルが高い話だってことは、本人でもわかってるはずです。
そんなに精神力が強ければ、おそらくこの記事なんて読んでいないはずなんです。
それに「いつかは稼げるはず!と思ってフリーターしている人は貧困層候補」だという根拠は他にもあります。
いつかは稼げるはず!と思っているフリーターが貧困層候補だと思うその他理由
フリーターをやっていると、上述したからくりにはまるだけでなく、他にも貧困になる罠がたくさん仕掛けられています。
良質な人脈ができない
稼ぐためには、良質な人脈も重要です。
もちろん中には、自分一人の力で稼ぐという人もいると思いますが、それは非常にまれな話です。
今、大成功しているベンチャーの社長たちも、最初は誰かにお世話になっていることが多いですね。
仮に、あなたにめちゃくちゃ可能性を感じてくれるお金持ちと出会って、その人に可愛がられたら、その人はあなたに投資してくれるかもしれません。
でも、フリーターには、高い価値で売れるスキルがないことが多く、そうすると相手に与えられるメリットはないですよね。
そして、相手にメリットを与えられない人が、相手から継続的に可愛がられることに期待はできません。
ぼんやりフリーターをやっていると、スキル、時間、お金の他にも人脈もできにくい状況に陥ります。
稼げるようになる可能性が低くなって当然。
まだありますよ。
「いつか稼げる」と思ってるフリーターに限って、今何もしていない説
いつか稼げる!って思う人の多くは、追い込まれなきゃやらない、全て後ろ倒しにするタイプです。
じゃないと「いつかは・・・」、なんてこと言いません。
本当に稼ぎたかったら、今すぐ稼げる方法を探して、それに対して動いているはず。
でも、おそらくこれを読んでるあなたは、どうでしょうか。
「今はまだいい。将来への準備だ・・・」
と考えていませんか?
もちろん、時に将来への準備が大事なこともあります。
しかし、やるべきことを将来に回して、現実を直視できていないとも言えますよね。
30歳になったら・・・とか35までには、、、とか、キリのいいタイミングで頑張ろうとしてませんか?
僭越ながら、断言させてください。
今頑張れない人が、キリのいいタイミングで頑張れるはずがないのです。
そのタイミングがきたら、次にキリのいいタイミングを探すでしょう。
あなたの人生がどういう人生になるかを決める、結構重要な局面なはずなのに「きっと未来の自分は頑張れるはずだ」という、絶望的な賭けをしてしまってもいいのでしょうか。
そうやって、現実から逃げ続けると、気づけば40歳、毎日のように仕事に追われて年収300万。
まさに貧困層の仲間入りです。
意外とビジネス感覚はあるかもしれない
今フリーターで根拠もないのに「稼げるに違いない!」と確信しているあなたの性格は楽観的で、ポジティブで人から好かれやすい性格であるはずだ。
それにビジネス感覚もあるのかも。
なにも考えずにビジネスを起こして、大きな借金だけ抱える人も多い中で、いま、まさに稼ぐための行動をしていないのは、どこかで「自分は稼げるはずがない」ということがわかっているということではないでしょうか。
その慎重さは優れたビジネス感覚だとも言えます。
その慎重さをいい方向に使うことで、人生が好転するのではないかと僕は思います。
ちなみに、正社員だと「スキル・時間・お金・人脈」はどうなるか
ちなみに正社員になると「スキル・お金・時間」はどうなるか。
会社員たちは、確かに若い頃は、時間もお金もありません。
だから、時間かお金か、どちらかの自由を選べるフリーターのあなたよりもきつい状況かもしれない。
きっとその姿を想像して、「会社員になんかなってたまるか!」と思ってのではないでしょうか。
しかし、正社員には、アルバイトと違って、雑務ではなく大事な仕事が任せられます。
そうすると、「スキル」がつきます。
「スキル」がつくと、「時給が上がります」。
それに、賞与がある会社では、まとまったお金が年二回程度、基本給とは別に入ってきます。
すると「お金は貯めやすくなります」。
それに、正社員は金融機関からも信用されやすい。
融資や投資を得ることだってできるかもしれません。
最初は有給休暇も1年で10日しか与えられないが、有給付与日数はどんどん増えていき、7年も会社員をやってると1年で最低20日の有給が与えられます。
20日有給がもらえるということは、1ヶ月丸ごと会社を休んでも、給料が入るってことです。
正月もあるし、夏休みも、ゴールデンウィークもシルバーウィークもあります。
当然おやすみは働かなくても「基本給」が入ってきます。(※会社にもよる)
それに、だんだん出世して偉くなっていけば、労働集約型の業務から、意思決定型の業務に変わっていき、責任が重くなりますが、時間的な余裕も生まれてきます。
こんな感じで、正社員の方が、時間はかかるが「スキル・お金・時間」の3つは揃いやすいのです。
スキルが付くと人脈も寄ってきます。
あなたとWIN-WINの関係を築ける人が多くなるからです。
そしてスキル・お金・時間、人脈が揃えば、次はもうあなたが人生を選べる立場です。
その会社でずっと働くもよし、自分で稼ぐもよし。
もう時給1500円の労働力の安売りなんて、しなくてもよくなります。
20代、30代なら正社員就職は間に合います
将来稼ぐために大事なのは、まず死に物狂いで価値の高いスキルをつけるために、今頑張ることです。
そのためには、一度スキルを教わるためにプライドも捨て、会社員になるという手段も一つです。
今苦しんだことが必ず、将来あなたのスキルとしてかえってくるからです。
スキルがついて、人にメリットを与えられる存在になれば、サラリーマンでも、個人事業でも、起業しても稼げるようになります。
物を売るスキルでもいい。
ITスキルでもいい。
工場の生産管理のスキルでもいい。
WEBマーケティングのスキルでもいい。
とにかく、誰かのメリットになるスキルをつけること。
将来稼ぎたいなら、今はそれが優先ではないでしょうか。
そして「稼げるスキル」をつけるには、正社員はおすすめです。
稼ぎながら、時間も確保しながら、会社の大事な仕事を任せてもらいながら、教育コストをかけてもらって、スキルを身につけることができるので。
仕事で失敗したって、精神的ダメージはあるかもしれないが、月給が急に減ったりはしません。
最終的な責任は上司や会社がとってくれます。
将来自分が責任を取らなきゃいけない時のための、失敗のリハーサルができるようなものです。
正社員になってる人は、みんなそれを知っています。
だから、みんな朝、満員電車がしんどくても、飲み会がしんどくても、がむしゃらに正社員の座にしがみついているのです。
正社員にはそれほどのメリットがあるということです。
20代、30代の人はまだ間に合います。
とくに20代ならまだ待遇のいいホワイト企業へ就職できる確率も高いです。
正社員就職をいまからでも目指してみてはいかがでしょうか。
ただし、フリーターの就活は絶望的に難しい。
とはいえ、実はフリーターが正社員就活をしても、なかなかうまくはいかないでしょう。
年齢的に、新卒よりも不利。スキル的に、社会人経験者よりも不利。しかも、就活に関する情報が少ない。
そんな状況ですよね。
転職サイトを使って応募しても、ほぼ書類選考で落とされてしまい、面接にたどり着くことができないというパターンに陥るケースが多いです。
仮に面接にたどり着けたとしても、面接対策ができていないと、何も話せないままコテンパンにされてしまうでしょう。
フリーターの就活ってそんな感じです。
でも実はやり方があります。もともとフリーターだった僕も使った転職方法です。
フリーターに強い転職エージェントを活用するという方法です。
フリーターに強い就職エージェントに無料で相談してみませんか?
就職エージェントとは、無料で利用できる就職支援サービスです。
就職エージェントとは
プロの就職アドバイザーとの面談を通じて、就活の準備(自己分析や履歴書作り)を進めたり、調べきれないほどたくさん企業がある中から「条件に合う企業」を探してくれたり、その企業に合格するために面接対策を行ってくれます。
フリーターは確かに就職が不利になりやすいですが、就職エージェントを味方につければ、全然就職率は変わってきます。
- フリーターに足りていない就活の情報を教えてくれる
- ブラック企業を選択肢から排除してくれる
- フリーターを受け入れるホワイト企業を紹介してくれる
- 面接で合格するためのノウハウを直接教えてくれる
- 面接対策を手伝ってくれて、常に改善していける
就職エージェントは、これらのサービスを全て無料で提供してくれるのです。
フリーターに強い就職エージェントってあるの?
あります。意外と選ぶのは簡単かもです。
というのも、世の中には14000以上のエージェントサービスがありますが、フリーターに強いエージェントは少しだけだからですね。
以下にフリーターに強い有名エージェント3つ紹介しています。口コミや評判もあるので是非ご覧ください。
フリーターに強いエージェント
- 就職Shop|大手運営の安心エージェント→日本最大手のリクルートが運営するエージェント。紹介できる企業数が抜群に多いのが特徴。関東圏、関西圏の20代にオススメのエージェントです。(評判・口コミ・レビューはこちら!)
- ハタラクティブ|実績が非常に優秀なエージェント→正社員成功率80%超の実績があります。全国に幅広く拠点があります。(評判・口コミ・レビューはこちら!)
- ジェイック|厚生労働省お墨付きのエージェント→充実した就活講座を受けられます。社会未経験で自信がない方にはおすすめ!(評判・口コミ・レビューはこちら!)
上記3つの選定理由や詳細は以下の記事にまとめています。
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フリーターに強い就職サイト・就職エージェント5選【プロがおすすめ】
フリーターの自分が、正社員就職するためにはどんな就職サイトや就職エージェントを使うのがいいのかな。 上記のような疑問や悩みにお答えします! 本記事の内容は以下の通り。 フリーターに強い就職サイト・就職 ...
さいごに
今回は色々と偉そうなことを言ってしまいすみませんでした。
でもこんなことを言ってる僕も、「将来稼げるから大丈夫だ」と思って、フリーターになったタイプです。
フリーターという立場は楽しかった。そして楽でした。
だけど、自分でたくさん稼げるようになるためには、あまりにも遠回りなことに、だんだんと気づくことになりました。
そして、偶然就職エージェントと出会い、運良く正社員になることができました。
そして今思うのは、正社員の今こそ自由だということです。
スキルが付く、時給が高くなる、休みが会社に保証されている。それに仕事を通じて良い人脈とも出会える。
だからこそ、家族との時間や、趣味の時間、自分の将来のための投資に時間を使えるのです。
それに今時、フレックスの勤務体系を取る企業も増えていて、副業オッケーの会社も増えています。
正社員でありながら、より自由になりやすい時代です。
もちろん、僕はフリーターであることは否定しません。
どんな人生を歩むも、人次第なので。
でも、将来稼ぎたい・・・!と思って何も動けていない過去の僕と同じような状態の人がいるなら、僕は警鐘を鳴らしたい。
そう思って今回の記事を書きました。
参考になると幸いです。今回は以上です!
僕のフリーターから正社員就職成功の体験談はこちらからご覧いただけます。