サラリーマンをやったり、マーケターをやったり、中小企業診断士をやったり、プログラマーをやったり、ブロガーをやったりしています。
今回はタイトルにある通り、「ビビって10年間独立できなかったからこそわかった会社員のメリット」というテーマです。
ボクは大学生の時から「将来は独立する」と思って生きてきました。
そして、サラリーマンになって10年以上の時が経ちますが、結果としては、独立せずに、今もサラリーマンのまま。
カッコ悪いかもしれませんが、理由は、正直に怖いからです。
もちろん、この10年、ずっともどかしい気持ちはありました。
でも、10年会社員をやって、悪いことばかりではありませんでした。
むしろこの生き方がボクにとっては正解だったんじゃないかとまで思っています。
これから、ボクがこの10年間で感じた会社員のメリットを解説します。
では以下ご覧ください。
ビビって10年間独立できなかったからこそわかった会社員のメリット
会社員のメリットだとボクが思ったことは以下の5つです。
- 人生が圧倒的に安定する
- スキルを学んで実験する場を得られる
- フォロワーがいなくても信頼感がある
- 人脈ができる
- 上に上がれば上がるほどおいしい
では一つずつ解説していきます。
1:人生が圧倒的に安定する
やはりなんといっても、人生が安定します。
祝日や土日は、休んでもお金がもらえるとか最高すぎです。
会社員10年目にもなると、有給が年間で20日発行されます。
社会的な信頼も高いから、住宅ローンも借りられますし、失業しても国が守ってくれる。
2人の子を育てているボクからすると、この安定はとてもありがたい話なのです。
もちろん、会社はすぐに潰れるかもしれませんが、世の中には何万もの会社があるわけなので、潰れたら転職すればいいじゃないですか。
そして、多くの場合、前の職業がフリーランスの人よりも会社員の人の方が転職しやすいです。
2:スキルを学んで実験する場を得られる
インプットしたスキルを常に会社で実験できるのもメリットです。
会社員をやっていると、常に実験に必要な資源が揃っているからですね。
自社商品やサービスがあって、お客さんがいて、社員がいますよね。それに、個人に比べてお金もある。
だから、例えば、こんなことがすぐにできるんです。
- マーケティングの勉強をしたら、自社商品ですぐに実験。
- マネジメントの勉強をしたら、自社社員ですぐに実験。
- 営業の勉強をしたら、お客さん先ですぐに実験。
実験した結果を記録しておけば、それはもうあなただけの一次情報です。
すぐにいろんな情報が簡単にコピーできてしまう今の時代において、この一次情報こそが価値を持ちます。
実は会社員って、そんな価値の高い情報を、無料で、ノーリスクで手に入れられる環境なのです。
3:フォロワーがいなくても信頼感がある
フリーランスだと、信頼度の指標として「フォロワー数」が見られます。
フリーランスは世間的には、得体の知れないものなので、「他の人がどれだけ支持しているか」はその人を信頼するかどうかを決める重要指標だからです。
でも、会社員をやっていれば、個人のフォロワーが少なくても会社の名刺が勝手に信頼感を作ってくれます。
ボクは、フォロワー1000人もいないですが、毎月30万円分くらいの副業受注があります。
それは、「●●の会社に所属している」という信頼感があり、ある程度の品質保障を錯覚させることができるからです。
4:人脈ができる
会社員10年もやってると、人脈が充実してきます。
ボクも10年同じ会社に勤めていますので、たくさんの自社社員を育ててきていますし、お客様とも長い関係。
両者とも、ボクが独立したとしたら、いつでも仕事をくれる関係性であったりします。
またこちらから発注して、良くしてくださる業者さんともたくさん繋がれたので、いざ困ったら発注する先も確保できています。
自社の社長はきっと出資してくれると思います。
会社員を長くやってできた、人との繋がりは大きな財産になります。
5:上に上がれば上がるほどおいしい
会社員10年やって、ボクも部長ポジションです。正直いって、新入社員とは全然比べ物にならないレベルの待遇です。
決算賞与などでもらえる割合はとても大きいし、その割には働く時間や働き方の融通は効きやすい。
判断の仕事が多く、手を動かす仕事が減るので、時間はわりと余裕がある。
多分パチンコ打ちながらでも、頭だけ回して、チャットで仕事できると思います。
あまり社内では大声で言えない話ではありますが、あきらかに上に行けば行くほど美味しいな・・・・という感覚を持っています。
・・・、というわけで、結構会社員って甘い蜜を吸えるので、もう今のぼくは会社を辞めようとは思っていません。
会社員やりながらでも起業はできる
もう今って、独立しなくても、好きなことで「起業」ができる時代ですよね。
週末起業なんて言葉もありますが、隙間時間を使えば平日にでも他の仕事を受けることができます。
現にぼくはサラリーマンをやりながら、ブロガーとして、WEBマーケターとして、中小企業診断士として、プログラマーとして仕事をもらったりしています。
それに副業で得たお金があれば、経費も使えます。
安定しつつ、好きなことをやって、しかも経費を落とせる経営者の特典付き。
それに「会社員」と「起業」って結構相性良いんですよ。
会社員であることを強みにしたビジネス設計ができる
会社員をやることで、安定月給が入りますよね。
ですから、その安定収入が入ることを強みにしたビジネスの設計ができます。
会社を独立して、ブログを立ち上げて、それだけで食べていこうとしても、すぐに資金体力が尽きてしまって、ぶっちゃけ無理です。
でも会社員だったら、給料をもらいながら、コツコツと赤字覚悟でブログを作り上げていくことができます。
別にこれはブログに限った話ではありません。
例えばWEB制作の副業でも、制作実績が貯まるまで無料キャンペーンみたいなことができたりしますよね。
こんな感じで、「すぐにマネタイズしなくても大丈夫なビジネス」を作れるというのは、他のいろんなビジネスでもかなり強みになります。
複業家として生きていく
というわけで、今回は、僕は10年サラリーマンをやったことで得たメリットを紹介してきました。
- 人生が圧倒的に安定する
- スキルを学んで実験する場を得られる
- フォロワーがいなくても信頼感がある
- 人脈ができる
- 上に上がれば上がるほどおいしい
こんな感じで、会社員をやるメリットは大きいですし、それに独立せずとも、「起業」はできます。
むしろ「独立しないこと」を逆に生かしたようなビジネスの設計もできます。
とある界隈では、「独立が正義」みたいな言い方をされることもありますが、ボクからすると、起業するかしないかは常に自由で、あとは「マンション」に住むか、「戸建て」に住むか選ぶくらいのイメージです。
ボクにはこの生き方があっていました。ただの結果論ですが、会社はやめなくてよかった・・・。
独立したくて、でも会社員を辞められなくて、ずるずるきて、少し罪悪感を感じているあなたの参考になれば幸いです。
今回はいじょーです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
僕はTwitterもやっています!ブログに関する情報だけでなく、複業家サラリーマンとしての気づきや学びを発信しています。ぜひ繋がりましょう!