僕は、2016年までサラリーマン道をひたすら突き進んでおりましたが、経済的理由から副業をはじめました。
そこから5年の月日が経ち、副業からもサラリーマンと同じくらいの収益を得ることができるようになりまして、今となっては「本業+副業」ではなく、「全部本気の本業を複数持っている複業家」という言葉にこだわっています。
僕が複業で何をしているかというと、↓こんな感じです。
- サラリーマン
- ブログアフィリエイト周り
- プログラマー
- 中小企業診断士(CMO顧問業)
今回はそんな僕が、「サラリーマン」→「複業家」になって良かったことや、しんどかったことを実体験から正直に語ろうと思います。
サラリーマンから複業家になって良かったこと
一言で言うと、「自由を手に入れた」ということです。
自由といっても色々ありますが、「経済的自由」と「精神的自由」と「時間的自由」が手に入った感覚です。
まとめるとこんな感じ。
- 使えるお金が増えて、経済的自由を獲得
- 会社での忖度や社内政治から脱却し、精神的な自由を獲得
- 成果に集中できるようになった
- できることが増えた
- 会社での成績が良くなった
- 部長に昇進して時間的自由を獲得
- 人生の満足度が上がった
流れがありますので、補足を入れていきますね。
1:使えるお金が増えて経済的自由を獲得
まず当たり前の話かもですが、複業家になることで、使えるお金が増えました。
ちょうど子供ができたタイミングで、僕自身が使えるお金も減っており、小さな我慢を積み重ねる毎日でしたので、非常にストレスがかかってました。
収入源が増えることで、欲しいものはすぐに買える状態になり、ストレスが大幅に軽減しました。
2:会社での忖度や社内政治から脱却し、精神的な自由を獲得
お金を稼げるようになることで、経済的に会社に依存する状態から脱することができると、「会社からの評価が下がっても、給料が多少下がっても、人生に影響がほぼない状態」になります。
そうすると、普段から面倒だった上司への忖度や、社内政治などを一切気にならなくなりました。
つまり、「会社に運命を握られている状態」から脱出できたということですね。
そこには雇われストレスがない、精神的に自由な世界が待っていました。
3:成果に集中できるようになった
会社の飲み会などについても自分が好きな時に行くし、嫌だったら断るようになりまた。
先輩をいちいちヨイショしたりすることもないし、無駄だと思った仕事は豪快に断れるようになりました。
結果として、仕事の成果に集中するようになったのです。
4:できることが増えた
また少し角度を変えると、複業を行うことで、できることが増えました。
中小企業診断士を勉強して経営を学び、ブログアフィリエイトを通じて、ライティングやWEBマーケのスキルを獲得し、プログラミングを勉強することで技術力を手に入れることもできました。(レベルはまだまだですが・・・)
自分の職能が明らかに増えていっている感覚がありました。
5:会社での成績が良くなった
余計な社内政治を無視して、成果に集中し、できることや知識を増やしていった結果、会社での成績が良くなりました。
会社の中で課題だったWEBマーケティングを強化したり、一部の事務作業を自動化して生産性を高めたり。
複業家として生きているボクにしかできないことをどんどん会社でやっていきまして、それが次第に評価されるようになりました。
6:昇進して時間的自由を獲得
そして、結果論ではありますが、「部長」にまで昇進し、労働時間は自分で管理できるような立場になりました。
会社によるとは思いますが、うちの会社の場合は、成果さえ上げていれば、いつ会社にいってもいいし、いつどこで働いてもいいという感じでした。
毎日8時間働く必要すらなくなり、ここで「時間的な自由」をゲットです。
朝はジョギングに出かけて、眠くなったら寝て、平日に映画を見たり、旅行に行ったりできるようになりました。
7:人生の満足度が上がった
こうして、サラリーマンとして生きていた時よりも、「経済的自由」と「精神的自由」と「時間的自由」を増やすことができ、圧倒的に人生の満足度が上がりました。
大学生ぶりに「毎日楽しい。」と思えるようになりました。
と、こんな感じで、複業家になることで、ものすごくボクの人生は軌道修正されたように感じます。
ただし、もちろん光があれば影があります。
今度は逆にしんどかったことを語っていきます。
サラリーマンから複業家になってしんどかったこと
しんどかったことも実は大量にあります。
- 休みの日に100%リラックスできない
- 己の欲求との戦いが続く
- 隙間時間を生み出すため、諦めることが大量発生
- コソコソしなきゃいけない
- 確定申告がめんどい
こんな感じですね。こちらも少し補足していきます。
休みの日に100%リラックスできない
サラリーマン時代は休みの日は一日中だらだらする感じでしたが、複業家の今は、休みの日こそフルパワーでサラリーマン業以外を進めるチャンスなので、どうしてもPCを開いてしまいます。
自分で休みのコントロールをすればいいだけの話かもしれませんが、ボクの場合は器用にそれができないので、100%リラックスできる休日というものをここ5年は過ごしていないように思えます。
己の欲求との戦いが続く
「サラリーマン業」と違って、自分一人でやっている仕事に関しては「やらなくても誰にも何も言われない」ので、悪魔が頻繁に耳元で「サボっちゃえよ」と囁いてきます。
毎日のようにこれに打ち勝つのは、なかなかメンタルを消耗するわけです(笑)
隙間時間を生み出すため、諦めることが大量発生
特にサラリーマンを手放さずに、複業を行う場合は、「時間の確保」が非常に大事なテーマとなります。
時間を確保するためにボクは「平日の晩酌」「タバコ」「休日の昼からお酒」「ゴールデンタイムのテレビ」「子供を寝かしつけた後の寝落ち」等を全部我慢しています。
好きだったことを諦めなくてはいけなくなることも大量発生しますね。
コソコソしなきゃいけない
会社によりますが、ボクの会社の場合は副業解禁されてはいるものの、推奨されていません。
ましてや管理職のぼくが複業をしていることが伝わると、いろんな圧力がかかってきそうなので、実は会社には5年間ずっと隠しています。
会社に内緒事を抱えることで、言葉を選んだり、スマホ画面を見られないように注意しなくてはいけないので、それは一つストレスになっています。
確定申告がめんどい
自分で稼いだ分を、確定申告しなければいけません。
非常に簡略化してくれるアプリなどを使ってはいるものの、自分で税務を行うのは本当にめんどいです。
毎年3月が憂鬱です(笑)
とまぁこんな感じです。
こんな人は複業家に向いてると思います
まさにボクと同じ特徴を挙げていきますが、
- 希少価値を高めたいが、一つのことを極めるのが苦手
- これと言って好きなものがない
- 人生を賭けてやりたいことが見つからない
- なんでも器用にできるタイプ
こんな人には、複業家みたいな生き方があっていると思います。
ボクも複業家になるまでは、やりたいことが見つからず、なんとなく会社で働き続けながら、もやもやと人生を送っていました。
「何か熱中できるものはないかな・・・。」
「人生を賭けたいと思えるものと出会えたら、起業するのにな・・・。」
「やりたいことさえできたら、思いきり頑張るつもりはあるのに・・・。」
こんなことをずっと考えてましたが、ずっとやりたいことは現れませんでした。
でもたまたまお金のために始めたブログを通じて、いろんなスキルが伸び、いろいろ手を出していくうちに、、、
「スキルを深掘りするより、こっちの方が自分の器用さをいかせそう!」
「なんでもやりたい!のがボクのやりたいことなのかも?」
こんなふうに思えるようになりました。
なんでも興味を持てるのも、なんでも器用にこなせるのも、才能なんじゃないかなと思えるようになりました。
今回は以上です!ありがとうございました!