当記事では上記のお悩みに応えます。
サラリーマンをやったり、中小企業診断士をやったり、プログラマーをやったり、ブロガーをやったりしています。
会話の中で本音を伝えられずに、モヤモヤすることありますよね。
「あー本当はこんなお願いしたいのに、言えない・・・。」
「あー本当は指摘したいのに、なかなか言えない。。。」
こんな感じですね。
本音を相手に伝えないことで、わりと人間関係は維持できやすいのですが、仕事面では損をすることが多いですよね。
でもタイトルにある通り、「テンプレート」を使えば、ボクでも相手に本音を伝えやすくなり、仕事上のコミュニケーションも円滑になったので、今回はその紹介です。
相手に本音を伝えるハードルはテンプレートが解決してくれる話
「テンプレート」というのは何かというと、相手に本音を伝えるための「文章の型」みたいなものです。
そもそも、相手に本音を伝えられずに迷うときの多くって、思ってる本音を「相手が傷つかないし、イラつかないようないい感じのアウトプット」に変換できないことが理由ですよね。
それに対して、事前に、シチュエーション別に「相手が傷つかないし、いらつかないようないい感じのアウトプットの型」を用意しておくイメージです。
まずは、例を見てみましょう。
テンプレートが役に立って本音を伝えやすくなる典型例1
例えば、あなたが目上の方から、「この文章を見てフィードバックしてくれないか!」と頼まれたとしましょう。
目上の方が作った文章を見て、もっとこうした方がいいなと思う点が見つかりました。
でも相手は目上のお方で、言い方にめっちゃ気を使いますよね。
生意気に聞こえたら嫌だな〜・・・。とか考えると、やっぱ言わない方がいいんじゃないか・・・と思っちゃう。
でも、伝えないと仕事的にはマイナスになります。
あなたならどうしますか?
こんな時にテンプレートが役に立ちます。
例えばボクであれば以下のようなテンプレートを用意しています。
【まず褒める】そうですね、めちゃくちゃ●●でとても読みやすい文章で、相手に心に刺さりそうですね。
【大事な一言】ただ、強いていうなら、
【本音】前談の言い回しが少しまわりくどくて、わかりにくいのが
【大事な一言】もったいないような気がします。
どうですかね、例えば上記のような言い回しを瞬時に思いついていれば、わりとフィードバックしやすいのでは?
肝は、「褒める→本音という順番」と、「2つの大事な一言」ですね。
これ、ボクの中では発明だったのですが、「強いていうなら」という言葉と、「もったいない」という言葉をつけるだけで、かなり嫌味が減って、目上の方でもズバズバ言いやすくなります。
こんな感じで、自分の頭の中に「目上の人にフィードバックする時の言い型」を用意しておいて、いつでも引き出せるようにしておくと便利です。
もう一つだけ例を紹介します。
テンプレートが役に立って本音を伝えやすくなる典型例2
例えば、あなたが開催するセミナーに講師を招きたいと考えているとしましょう。
で、あなたの本音としては、「できれば講演料は払いたくない」。
セミナー視聴者のリスト情報はシェアするため、相手にとってもメリットがあり、それで勘弁してほしい。
さて、そんな中、セミナーの打ち合わせを講師としているときに「そういえば、講演料ってどうなるんでしたっけ?」と聞かれました。
もしかしたら、相手は講演料を払ってもらう前提でいるのかも・・・。
「無料でお願いします!」なんてことを言って、揉めたら嫌だ。。。
でも、払いたくない・・・。ちゃんと言わなきゃ・・・。
こんな状況です。
あなたならどうしますか?
これも、典型的な言いにくい例ですよね。
おそらくテンプレートを用意する以前のボクだったら、こうなってたと思います。
(自分)やっぱりお支払いした方がいいですよね?
(相手)えぇ、まぁいただけるとありがたいですが・・・。
(自分)承知しました。一度社内で確認してみます。
これだと、わざわざ相手のペースに巻き込まれにいってるようなものです。
こんな時にもテンプレートが役に立ちます。
例えばボクであれば以下のようなテンプレートを用意して乗り越えました。
【相手の取り分を伝える】今回は集客したお客様の情報を全てお渡しいたしますので、
【本音】私どもとしては、講演料は無料にしていただけると
【大事な一言】ありがたいは、ありがたいのですが、いかがでしょうか?
こんな感じで、「相手に少し失礼気味なお願いをしてみる」ためのテンプレートとして、頭の中に用意しています。
ポイントは「相手の取り分を先に伝える」こと、「ありがたいは、ありがたいのですが」と伝えて、やや和らげつつも相手が断りにくい状況を作ることです。
自分が言いやすい型を作ればOKです
上記の例の中で「ありがたいは、ありがたいのですが・・・」という表現があったかと思います。
わりとクセのある表現だと思いますが、これはボクがなじみあって、言いやすい言葉使いにしています。
自分が使いにくいセリフ調の言葉遣いで型をつくってしまうと、結局言いにくくなってしまって本末転倒ですから。
テンプレートの貯め方=日々の失敗を記録していきましょう
テンプレートをどうやって貯めていくのか。
それは、例えばスプレッドシートのようなもので、日々のコミュニケーションの失敗を記録し、失敗するたびにテンプレートをつくっていくしかありません。
結構泥臭いですが、自分だけの「言い型」データベースみたいなものができるようなイメージです。
【まとめ】テンプレートをつくって、コミュニケーションストレスから脱しましょう
今回は、相手に本音をなかなか伝えられない人に向けて、「テンプレートを作る」という解決方法を解説しました。
ボク自身、本音を相手に伝えられないのは結構ストレスでしたが、日頃から「言い型」のテンプレートを貯めていくことで、日々のコミュニケーションストレスがかなり軽減されました。
また仕事上でも、ボクが本音を言い出せなかったことで「損」をすることもかなり減りました。
同じ悩みを持っているあなたも、ぜひたくさんのシチュエーションに向けて、いろんな「言い型」を準備し、自分だけの会話攻略本を作ってみてください。
きっとこれを読んで納得した方は「繊細な方」だと思います。
繊細なのは、不便なこともありますが、相手の気持ちを慮れるという才能なので、生かしつつ、弱みはフォローしつつ、快適に生きていきましょう!
では今回はいじょーです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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