当記事では上記の悩みに応えます!
ボクは、普段サラリーマンをやりながら、知人の会社のマーケターをやったり、中小企業診断士をやったり、プログラマーをやったり、ブロガーをやったりしており、勉強時間がなかなか取れません。
かれこれ5年ほど音声学習を続けてきており、ビジネスマンとしての勉強にも、中小企業診断士の資格取得にも、マーケターとしての学習にも、プログラミングの学習にもかなり役に立った実感があります。
ただ一方でデメリットもありまして、結局のところ音声学習は使いようだな・・・という結論に至りました。
というわけで今回は、自分の経験をもとに、音声学習のメリットとデメリットを整理して紹介したいと思います。
では以下ご覧ください。
音声学習のデメリットとは
まずデメリットから知りたい方が多いと思うので、お伝えしましょう。
- 見る前提の情報取得には向かない
- 精読には向かない
- 速読には向かない
- 知識定着レベルは高くはない
では一つ一つ解説していきますね。
デメリット1:見る前提の情報取得には向かない
「見る前提の情報」ってありますよね。
複雑な情報の図解ですとか、プログラミングのコードですとか、イラストレーターの使い方とか・・・。
音声学習は、こういったものには全くもって不向きです。
ボクは中小企業診断士の資格取得時にも、プログラミング学習時にも、音声学習は活用していましたが、いずれも「見る前提の情報」が多いので、まず初回学習は映像で見てます。
で、内容を理解した後で、復習として音声学習を活用していました。
プログラミングの音声学習についての詳細は以下にまとめています。
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デメリット2:精読には向かない
音声学習は、本でいうところの精読(細かい所までよく注意して読むこと。)には向きません。
ただし、だからと言って、例えば資格取得のための勉強など、精読や暗記が必要なものについて、音声学習が全く向いていないかというとそんなことありません。
音声学習はスキマ時間を活用でき、かつ無意識レベルで聞き流せるという特徴を活かして、何度も同じ音声をリピートするなどして、精読と同じ効果を実現することも可能です。
あくまでも使い方が重要
デメリット3:速読には向かない
音声学習は、読書でいうところの速読には向きません。
情報が聞き取れるスピードには限界があり、音声の場合はせいぜい2倍速でしょう。
ちなみにボクの読書法は少し特殊で、「読みたいところだけ精読して、あとは読み飛ばす」というような読書法なので、音声だとこれができないのが少しもどかしいですね。
デメリット4:知識定着レベルは高くはない
以下はラーニングピラミッドというもので、学習方法と知識定着率の関係を調べたものなのですが、音声学習は一番上の「講義」が一番近い部分かと思います。
読書や、映像学習の「視聴する」に比べて、明らかに学習定着率が低いことが分かりますよね。
理屈通りでいくと、知識の定着率は5%です。
なので、例えば自己啓発系の本などで、1つのコンテンツに1メッセージのような学習内容だと相性がいいです。
もし精読したり、暗記が必要なコンテンツであれば、先ほどもお伝えしたように、「繰り返し聞く」などして、知識定着率を上げる工夫が必要となります。
音声学習のメリットとは
では次にメリットをお伝えしましょう。
- スキマ時間が活用できる
- 自己肯定感が上がる
- 活字が嫌いでも情報収集できる
- 勉強習慣をつけやすい
では一つ一つ解説していきますね。
メリット1:スキマ時間が活用できる
一番はやっぱりこれですよね。スキマ時間が活用できることです。
スキマ時間が活用できることで、人生のインプット効率が上がります。
それに、スキマ時間だからこそ、「ちょっと気になったけど読書するほどではない情報」を拾いにいったりとかもできますので、知識の幅を広げることにも役立ちます。
音声学習歴5年になる僕が捻り出したスキマ時間は以下で紹介しているので、もし興味あればどうぞ!
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メリット2:自己肯定感が上がる
社会人になると勉強している人と、勉強していない人が二極化しますよね。
そして、サラリーマンの平均勉強時間は1日6分だといわれていますので、勉強しない人がめっちゃ多いってことですよね。
で、やっぱり情報を仕入れてる人の方が、ビジネス力が強くなりがちで、どんどん差がついていっちゃうので、勉強が苦手な人は、それがコンプレックスになったりもします。
中には「俺は毎日本を読んでいる」とマウントを取ってくるような人もいて、ストレスになったりしますよね。
でも、音声学習を取り入れれば一日6分以上勉強するなんて楽勝です。
歩いてる時に、イヤホンを耳に挿しているだけで、情報をインプットでき、自己肯定感向上につながります。
メリット3:活字が嫌いでも情報収集できる
字が苦手でも勉強できるってのもポイントです。
活字を読んでるとストレスだし、すぐに眠くなっちゃう人も、音声だったらインプットしやすいかもしれません。
これまで活字が苦手で勉強できなかった人の突破口になるはず。
メリット4:勉強習慣をつけやすい
最後は意外かもしれませんが、音声学習をすれば、勉強習慣がつきます。
というのも、音声ってスキマ時間を活用するのですが、人って毎日大体同じような行動をするので、スキマ時間も毎日大体同じタイミングだからです。
例えば僕の場合は、「会社の行き帰り」「朝のジョギング中」「晩御飯の料理中」「日曜日の掃除中」など。
そこで必ず音声学習をするようにすると、だんだん「いつものタイミングで音声学習しないと気持ち悪い体質」になってきます。
それが習慣です。
1時間でも10分でも学習が習慣になると、毎日積み上がっていくことなので、時間が経てば大きな差が生まれていたりしますよ。
音声学習のデメリット・メリットまとめ
というわけで今回は、5年間音声学習にどっぷり使ってきた僕が音声学習のデメリットやメリットを解説してきました。
デメリットは以下の通り。
- 見る前提の情報取得には向かない
- 精読には向かない
- 速読には向かない
- 知識定着レベルは高くはない
そして、メリットは以下の通りです。
- スキマ時間が活用できる
- 自己肯定感が上がる
- 活字が嫌いでも情報収集できる
- 勉強習慣をつけやすい
音声学習はメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
向いてないことは向いてませんし、学習定着度も低いです。
だからこそ、音声学習と映像学習を使い分けたり、何度も聞くことで知識定着を図ったりなどの工夫が必要です。
とはいえ、忙しい会社員たちがスキマ時間を活用できるメリットは非常に大きいと思いますので、あなたも音声学習を本気で進めてみてはいかがでしょうか?
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音声学習は無料で体験できる
まず、音声学習を体験するのであれば、Audible(オーディブル)がおすすめ。
Audibleとは、本を耳で聴くAmazonのサービスです。
活字が苦手でも、読書の時間がなかなか取れない人でも、スキマ時間にイヤフォンを通じて本の内容をインプットできる優れたサービスです。
耳で聴くだけでどの程度頭に入ってくるのか、どの程度使いやすいのか、とか気になると思いますが、ぶっちゃけ無料体験すれば一発で分かります。
ちなみに僕はかなり色々誤解してまして、使わず嫌いでしたが、Audibleを活用してぶっちゃけ感動しました。
以下の記事にその感動を詰め込んでいます(笑)興味ある方はどうぞ!
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