サラリーマンをやったり、マーケターをやったり、中小企業診断士をやったり、プログラマーをやったり、ブロガーをやったりしています。
今回は会社員の方に向けた「出世術」の話です。
出世するには「成果を出す!」ことが前提はありますが、その他にも当然「出世の対象として自分の名前があがる」ことが大事で、さらに人の上に立つからには「人格が認められる」ことも求められます。
その上で非常に重要になってくるのが「飲みの場」です。
ボクは某都内の企業の部長を務めており、比較的早く昇進を果たしました。
そんなボクから言わせれば、飲みの場を制することができれば、社内の評価は簡単に変えられます。
飲みの場を制するために必要なことは、
「飲みの場で、酔っ払っても、人の悪口を言うな。酔っ払った時ほど謙虚になれ。」
です。
まずはボクの簡単な体験談からお話ししますね。
飲み会で同僚の悪口を言わないだけで出世した体験談【口は災いの元】
ボクは、どれだけ信用している人と飲んでも、絶対に人の悪口を言わないと決めています。そして、自分の功績の話もできるだけしないようにしています。
それは、ボクが聖人君主みたいな人間だから・・・ではなく、
「そりゃ酔っ払ったらムッチャクチャ自分のこと良く言いたいし、人の悪口も言いたくてたまらないけど、あえて我慢してコントロールしているだけ」なのです。
で、先日社長とご飯に行った時のことです。
「お前は本当に人のこと悪く言わねぇなぁ。」と気付いてくれていたのです。
そこから社長は続けました。
「俺と飲んだら、自分のことばっかり話すか、他人のことを悪く言うばっかりだ。A部長も、B部長も、自分が上げた功績ばっかり話すし、酔っ払ったらお互い悪口言い合うし。その点あれだな、お前は謙虚でいいな。」
この飲み会の後の査定で、ボクの月収は5万円ほど上がりました。←まじですw
なぜ飲み会で同僚の悪口を言わないだけで出世するのか
理由を一言で言えば「みんな、お酒を飲むと、悪口を言いたがるから。みんな自分の功績を話したがるから。」です。
会社員の多くはフラストレーションを抱えながら生きています。
「もっと自分の成果が認められたい。なんであんな奴が評価されるんだ。なんであいつの悪行はバレないんだ。もっと自分を見てほしい」
本性を丸出しにすると、こんな感じの方が多い。
だから、飲み会で酔っ払って、理性の仮面が外れると、自分の功績を語りたがるし、人の悪口を言いたくなるわけです。
主任クラスの人間が「ボクA部長より営業力ある自信ありますよ!」などと自己主張したり、逆にA部長は「あの主任は口だけで偉そうだ」と言ってたり。「B部長は手を動かさないし、何もしていない」とサラッと告発したり。
酔うと普段我慢して抑えてることを言いたくなっちゃうんです。
でも、その話を聞いた人は、その場は笑って過ごしていたとしても、ここでの会話を思い出すのはシラフの時です。
そして、一般的には、「酔っ払ったら本性が出る」と考えられているので、「そんなこと思ってたのか・・・」と警戒されるようになるのです。
さて、そんな人たちがたくさんいる中で、一切悪口を言わない謙虚な人がいたらどうでしょうか。
明らかに、目立ちます。
それが大事なんです。
会話を比べれば一目瞭然
大半の会社員から繰り出される会話はこんな感じです。
「ボクA部長より営業力ある自信ありますよ!」
「あの主任は口だけで偉そうだ」
「B部長は手を動かさないし、何もしていない」
ボクから繰り出される会話はこんな感じです。
「A部長はこんな素晴らしいところありますよね。」
「主任のあの子は勢いがあっていいですね。」
「ボクB部長好きなんですよね。」
必然的に、ボクが人格者に見えますよね。
ましてや、「本性が出ると言われているお酒の席」ですから、より強調されて伝わります。
そうやって信頼が蓄積されると、出世の対象として自分の名前があがりやすくなったり、人格が認められやすくなり、多少成果や実力が劣っていても、出世しやすくなるというのがボクの持論です。
とはいえ、お酒の席の会話を制御するのって結構難しいと思うので、お酒の席でボクが気をつけていることを解説します。
飲みの会話でボクが気をつけていること
まず大前提として、特に評価者の前では、お酒を飲みすぎないことです。
泥酔したら、本当に本性が出てしまって、コントロール不可の状態になりますので、注意です。
で以下ボクが会話時に気をつけていることです。
自分であげた成果はたまたま&人のおかげ。
自分の成果の話題になったら、「たまたまです」というか、「メンバーのおかげです」というようにしています。
本当にそうだと思ってなかったとしても、そう言います。
「自分がやったんだ!」って言いたい気持ちは死ぬほどありますし、お酒を飲んでると本当に口走りそうになります。
やっぱりシラフの時に考えると、謙虚な人の方がかっこいいし、大物感もでる。
だから、コントロールするわけです。
人のいいところを見つけて、賞賛すること。
基本的に、誰か他の人の話題になったら、良いところを見つけて賞賛するようにしています。
ただそれでも会話の流れとして、悪口を言う流れになる時がありますよね。
悪口の流れになったら、切り返すこと。
そんな時は、切りかえしましょう。
よく使うのは、この辺りです。
- ●●さんおもろいっすね〜!
- 仕事っぷりは見事ですよね!
- ●●さん好きなんですよね!
特に「おもろい」はかなりニュートラルなニュアンスとして、使いやすいです。
酒癖が悪いと出世不可です
出世して上に行けば行くほど、大事な人との飲み会が増えますので、酒癖が悪いひとをそんな立場にあげるのは会社としてもリスクです。
ですから、出世するにあたって、酒癖は大事なのです。
ボクの人間性は、本当は腐ってるかもしれませんが、上記のように飲みの場で人格をコントロールすることで、会社の中では心の広い人格者に見えるようになっています。
人のことを悪く言わないやつというブランディングもできていますし、社長からもそれなりに信頼されるようになりました。
酒癖と出世には強い相関関係があります。
ぜひ、社内の飲みの場で損をしている人がいたら、参考にしてみてください。
と言うわけで、今回はいじょーです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
僕はTwitterもやっています!複業家サラリーマンとしての気づきや学びを発信しています。ぜひ繋がりましょう!