フリーターで将来は不安だけど、特にやりたいことがないから就職する気が起きない。
やりたいことなんて見つかる気もしない。
当記事では、上記のような疑問にお答えいたします。
この記事の筆者はこんな人
- 元・フリーターで空白期間は3年
- フリーターから正社員就職成功
- 本業と副業で年収1200万超え（成り上がり中 笑）
- 人材業界に10年。就活事情に精通
この記事は過去の僕と同じように、やりたいことが見つかっていなくて、なんとなく就職するのが嫌で、フリーターを続けているという人に向けて書きます。
フリーターをしながら、やりたいことに目覚めるのを待っていると言う人も多いかもしれませんが、僕が持っている結論はタイトルの通り。
今やりたいことはなくて当然
で、おそらく
今後も見つかりません
まずそう断言する理由からお伝えします。
フリーターにやりたいことが見つからないのは当然＆今後も見つからない理由
フリーターがやりたいことが見つからなくて当然だし、今後も見つからないと断言する理由は「そもそもやりたいことは自然発生しないから」という理由と、「やりたいことを人工的に設定するための経験値が足りないから」という理由です。
以下を見ていただけるとわかると思います。
そもそもやりたいことは自然発生しない説
そもそも「やりたいこと」は自然発生しないものだと考えた方が良いと思います。
以下は全部持論ですが、ある程度ロジカルに考えることができます。
まず人の欲求を大きく二つに分けますと、以下のようになります。
- こんな人生を送りたいという理想追求の欲求。
- 理想の人生を送るために必要な行動への欲求。
最初の方の「こんな人生を送りたい」という欲求は誰もが持っている欲求ですよね？
- 自由な人生を送りたい
- 人から羨ましがられる人生を歩みたい
- ひっそりと落ち着いた人生を送りたい
など。
これを読んでくださっているあなたにも、こうなりたいという欲はあるのではないでしょうか？
そして、「●●がしたい」と言う２番目の欲求は、その人生を叶えるための欲求です。
ここでもう答えが出るのですが、「なぜやりたいことがないのか」と言うと、
「理想の人生を送る手段はなんだっていいから」
です。
「自分にはこれしかない！これがやりたくてたまらない。」なんてものは、そもそも存在しないってことです。
例えば、「俺は営業がやりたい！」という人も、最初から「営業」という行動をしたくてたまらないってわけではありません。
例えば「実力次第で自由を獲得できる人生を送りたい」という理想追求のための欲求があって、その手段としてベストなのが「営業」だと考えているにすぎないということです。
なので、「俺は営業がやりたい」という人は、
「理想の人生を送るための手段」＝「やりたいこと」
と置き換えているということです。
さて、ここでフリーターになぜやりたいことが見つからないのかという核心に迫ってみましょう。
フリーターにやりたいことが見つからないのは情報不足
もし理想の人生のイメージがあったとしても、それを実現するためにはどうすればいいのかという目的達成手段を見つけるためには、情報が必要です。
そして、情報を得るために必要なのは行動です。
学生生活の延長で生きていて、自分の人生に大きな変化を起こしていないのであれば、それは新しい情報がシャットダウンされている状態ですから、
「こうすれば理想の人生に近づくことができそうだ」という情報が圧倒的に不足するのです。
これに関しては、僕自身もフリーターから正社員になって、人生が激変してからつくづく思いました。
だから今後も、そのままの人生を歩んでいる限りは、やりたいことは探しても探しても見つかりません。
やりたいことは、理想の人生を歩むために「行動して情報を集めて、設定するもの」なのです。
ではどうやったらやりたいことが作れるのか。
フリーターが「やりたいこと」を作るためのステップ【シンプルです】
僕がオススメする、フリーターがやりたいことを作るためのステップは以下の通り。
- 理想の人生ってどんな人生かを考える
- そのための手段を洗い出す
- 色々やってみる
- 理想の人生に近づきそうな手段が見つかれば、それを「やりたいこと」に設定する
シンプルかつロジカルです。
基本的にこの順番で考えれば大丈夫ですよ。
「やりたいこと」は設定するもの。勝手に見つかるものではないのです。
ただ、フリーターの中にはこういう人も多いはずです。
やりたいことが設定できないフリーターのタイプ
まず理想の人生がわからないタイプ。
- 理想の人生ってどんな人生かわからない。考えたこともない。
- だからそのための手段を洗い出せない。
- だから、色々やってみることもできない。
また、そのための手段を洗い出せないタイプ。
- 理想の人生は自由で、お金持ちの人生だ
- だけど、そのための手段を洗い出せない。
- だから、色々やってみることもできない。
この２つの場合は、今の環境を抜け出して新しい環境に入って、新しい人と話して、新しいストレスを感じて、新しい喜びを感じるなど、人生経験の幅を増やした方が良いでしょう。
アルバイトだけだと環境も話す人もかなり偏ってしまうし、周りも自分と同じようなタイプの人が集まりがちなので、なかなか引き出しが増えません。
【経験則】就職してみると状況は変わります。
人生の幅が狭くて、理想の人生を考えられていない。そのための手段を知らない。行動ができない。など、「やりたいことの設定」にたどり着けない人もいるでしょう。
そんな人は、フリーターから社員に就職してみるのも手です。
就職すると状況が一気に変わりますね。
- これまで会わなかった層など接する人のタイプが増える
- これまでやったことない「仕事」の経験を踏む
- 生活が安定し、自分について考える時間が増える
こんな世界が待っています。
新しいことに触れたり、尊敬できる人と会えると、「こんな人生がいい」などの理想が生まれてくるかもしれませんし、いろんな仕事をしているうちに理想にたどり着くためのヒントを得られるかもしれません。
就職してダメだったら辞めればいいのです
就職したら一生正社員でいなければならないと考えている人は結構多いですが、一切そんなことありません。
就職してみて、これが理想の人生に向かうための道じゃないし、そのためのヒントも得られないと思ったら、やめたらいいのです。
今時早期離職なんて当たり前の世界です。
ただ、フリーターをずっとやっているよりも、一度社会を経験すれば、きっと人生の選択肢は広がるだろうってことですね。
フリーターが就職を成功させるための手段や流れは下記に記していますので、ぜひ興味ある方はご覧ください。
個人的には、就職すれば、経済的自由も増えて、いろんな経験ができるので、「理想の人生探し」や「やりたいこと作り」にはオススメですよ。
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就職エージェントとは
プロの就職アドバイザーとの面談を通じて、就活の準備（自己分析や履歴書作り）を進めたり、調べきれないほどたくさん企業がある中から「条件に合う企業」を探してくれたり、その企業に合格するために面接対策を行ってくれます。
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