どうも、複業家ブロガーのジキ(@jikky_bongjing)です!
先日うちの5歳になる息子が言ってることが不明すぎて、ちょっと焦った話です。
5歳の息子の意味不明な発言に落胆した話
(息子)「ねぇパパ・・・!車がずっと止まって並んでるね!車が止まってるってことは信号が青ってことかな??」
この言葉を聞いて、僕は瞬発的にゾッとしました。
というのも、交通量の多い地方で住んでいるため、安全のためにと、信号については結構毎日のように教えてきていたからです。
一応、ちょっとした勘違いの可能性も探るために、確かめました。
(僕)「それってさ、青と赤間違ってない?」
(息子)「いや、絶対に間違ってない!青だよ、青!」
あぁ・・・だめだ・・・ずっと教えてきたことが、全然伝わっていない・・・。
と、僕は落胆してしてしまいました。
1回間違えた事実なんてどうでもいいんですが、それよりも毎日のように教え込んでいるにも関わらず、全く逆に知識で吸収してしまっている息子に対して「5歳にもなって、これはまずいかもしれんぞ・・・。」と思いました。
これからたくさんのことを覚えていかなきゃいけないのに、僕は一体どれだけのことを教えなければならないのだろう・・・。
と、とても不安になりました。
息子に関しては、言葉が出るのが遅かったこともあり、発達についても心配をしてきた歴史がありました。
ただ、5歳になってようやく言葉も安定して、少し安心できるようになってきたところで、この発言が出たので、余計に大きな不安を感じたのだと思います。
育児をしている人なら共感していただける部分もあるのではないでしょうか。
ひらめきとともに起きた大どんでん返し
さて、車が止まっている現象に対して、信号を青信号だと断言した息子。
この時点で僕は、息子が間違っていると決めつけていました。
でも、とあるひらめきがふと舞い降りてくるとともに、僕の不安は全て消え去りました。
実は、この件、完全に僕が間違っていたということに気がついたのです。
僕に絶望をもたらした息子の言葉をもう一度見てみましょう。
(息子)「ねぇパパ・・・!車がずっと止まって並んでるね!車が止まってるってことは信号が青ってことかな??」
一見、交通ルール違反を目前に控えたちびっ子の発言です。
でもこの「信号」を、「歩行者用の信号」と読み解くとどうでしょうか。
・・・。
(僕)「ねぇもしかして、信号って、横断歩道にある信号の話?」
(息子)「そうそう!その通りだよ!」
結論を言うと、息子は何も間違えていませんでした。
僕は車を持っておらず、普段は息子と歩いているので、ずっと教えてきたのは歩行者用の信号についてなのです。
だったら大正解じゃないっすか
発達速度についてまで不安視してしまったこの僕にとっての大事件は、「ただの言葉足らず」というオチで幕を閉じました。
子供の意味不明な発言に対して学んだこと
ここから学んだこと。
自分の子供の成長を最大限信じるべきであると言う前提で、子供がわけわからないことを言っても、すぐに間違いだと決めつけず、意図を汲み取ろうと努力すべき。
もし僕がひらめく前にこんなことを言ってたらどうでしょう。
「間違ってるよ!馬鹿野郎!いつも教えてるだろ!信号は赤だから止まってるんだよ!」
歩行者の信号の色について、きっと真逆に(つまり、歩行者用信号が赤だから、車が止まっていると)インプットしてしまっていたでしょう。(それこそ、大事故につながりかねない間違いです)
それに、息子はきっとひどく傷ついただろうし、自信も無くなっていたでしょう。
当時の僕を唯一褒めてあげたいとすれば、「落胆しつつも、一旦ぐっと飲み込んだこと」です。
瞬発的に息子がダメだと決めつけなくて良かった。
確かに子供が謎発言することは今でもあるんです。でも、ちゃんと考えれば「なるほど、そう言うことか!」ってなることが実はほとんど。
子供が意味のわからないことを言っても、子供を信じ、謎解きみたいな感覚で楽しみながら、発言の意図を考えばいいんだなと。
どっしり構えてりゃいいんだなと。
そんな話です。