サラリーマンをやったり、マーケターをやったり、中小企業診断士をやったり、プログラマーをやったり、ブロガーをやったりしています。
会社終わった後の飲み会で、仲の良い同僚たちと酌み交わすお酒は最高ですよね。
コロナが終わったら、またゆっくり同僚たちとお酒を飲みたいものですが、会社の同僚と飲んでいるとほぼ必ず出るのが会社の悪口。
お酒が進むにつれて、だんだんヒートアップし、思ってもないことまで言ってしまったりなど、よくあること。
でも実はそんな何気ない同僚との会話に、罠があるのです。
はっきり断言しますが、会社の悪口を言えばいうほど、出世からは遠ざかります。
これはボクが部長職に就任し、人を評価したり、出世させたりすることが多い立場となって初めてわかったことです。
では、ボクがそう断言する理由を解説していきます。
同僚に会社の悪口を言ってはならない3つの理由
僕が考える、理由は以下の3つです。
- 上司に知られると出世が遅れる
- シンプルに裏切られる
- 自分の行動が制限される=頑張れなくなる
一つずつコメントをしていきます。
1:上司に知られると出世が遅れる
まず、会社の悪口を言ってることが、上司などにバレてしまうと、出世が遅れます。
少し極端なことを言いますが、会社が出世させたい人と言うのは、会社が向かう方向性に賛同し、推進してくれる人です。
ですから、お酒を飲んだ状態で、本音として会社の悪口を言ってしまう人は、会社にとってリスクでしかありません。
上司はそれくらいのことは冷静に判断します。部下を出世させることで、自分の評価を下げてしまうことになって、給料が下がっては大変ですから。
2:シンプルに裏切られる
「いや、でも上司にバレなきゃいいんでしょ?いつも悪口言ってる相手は、信用している同期だから!」
という声が聞こえてきそうですが、それはあまりに性善説に立ちすぎています。
会社員の構造を考えれば、やはり組織のベースに走っているものは競争です。
仲良く見えても、ポジションは限られているわけなので、本質的には椅子取りゲームです。
そんな中で、同僚に悪口を言うことは、競争相手に、弱みを晒しているようなものです。
同僚は、堂々とあなたを裏切ることもできるし、誰かに告げ口することで間接的に裏切ることもできるし、無邪気なふりをして「〇〇さんもこんなこと言ってました〜!」なんて酒の勢いを借りてばらまくこともできます。
相手にあなたの運命が握られるのです。いくら信用している相手だからと言って、怖くないです?
あと、ちなみに、悪口を言った先が、本当に信頼できる同僚でも、コミュニケーション能力の高い上司からカマをかけられたりして、不意に漏らしてしまう可能性も否めません。
同僚に漏らした悪口はほぼ漏れると思っていた方がいいですよ。
3:自分の行動が制限される=頑張れなくなる
会社の悪口を言ってしまうと、「成果を出す行動」をとりにくくなります。
ラベリング理論とか言ったりしますが、人は、自分に貼られたレッテルの通りに行動しようとする傾向にあります。
「あなたってとても賢いよね」と言うレッテルを貼られたら、賢い人を演じようとします。
「あなたってとてもよく働くよね」と言うレッテルを貼られたら、とにかくよく働く人を演じようとします。
この理論でいくと、「会社の悪口をいう」→「同僚から、あなたは会社嫌いというレッテルが貼られる」→「社内で会社が好きな人が取りそうな行動を取りにくくなる」 という経路を進み、成果をあげようとする行動が制限されます。
結果として、より一層出世から遠ざかってしまうのです。
会社の悪口からは逃げよう
ここまでお伝えしてお分かりかと思いますが、会社の悪口を言っても百害あって一利なしです。
おすすめは、会社の悪口を言わないのはもちろん、会社の悪口が出そうな場からは逃げてしまうことです。
話題で出たら、話を逸らす。そもそも愚痴会には参加しないなど、悪口と距離をとった方が安全です。
少し極端な話に感じたかもしれませんが、ボクは、会社の悪口を同僚に漏らしてしまったことで、逆に自分の行動を制限してしまって、出世が遅れてしまう人を何人も見てきました。
そして信じられないかもしれませんが、部長のボクの元に、「●●君が会社の悪口を言ってた」という情報が、想像以上にたくさん入ってくるという事実に基づいた話なのです。
もちろん社内の同僚と信用しあうことも大事ですが、常に利害関係のある競争相手であることは忘れてはなりません。
そして何より、彼ら彼女らにとって、自分の人生が一番大事であるということも忘れてはなりません。
今回はいじょーです!
ボクはTwitterでも複業家としての考え方や気づきや学びを発信しています!もしよろしければ繋がりましょう!